2023年02月26日

春のスキンケアに必要なことまとめ3つ【肌のバリア機能を整える】

『春のスキンケアに必要なことまとめ3つ』の続きになりす。

肌のバリア機能を整えることを具体的にご紹介します。
Aバリア機能を整えるとは皮脂膜や角質層を整えること

細胞間脂質イラスト.jpg
肌のバリア機能は皮脂とNMF(天然保湿因子)細胞間脂質の3つ 
で保たれています。

皮膚の外側の皮脂膜は肌の水分蒸発の調整や外からの刺激を防ぎます。
その下の角質層の役割も同じです。
NMF(天然保湿因子)、細胞間あ脂質で肌の乾燥を保護します。

この3つの保湿因子はターンオーバーの乱れや、洗顔でも減ります。
肌が乾燥します。
バリア機能が弱まると乾燥し、小ジワ、シミ、たるみの原因になります。
バリア機能を保つケア方法

女 肌ケア.jpg

肌乾燥のケア方法

  1. クレンジング、洗顔料は洗浄力が弱いものを使う
  2. 保湿成分配合の化粧品を心がける
  3. ケアの最後は潤いを閉じ込めるクリーム、乳液、オイルで完了
  4. 集中ケアでマスクやパックでスペシャルケアで回復

☀1、クレンジング、洗顔料は洗浄力が弱いものを使う

➡『クレンジングは洗浄力が弱いものを使う』は詳しく書いたページをご覧ください。
➡『洗顔料は洗浄力が弱いものを使う』は詳しく書いたページをご覧ください。
2,保湿成分配合の化粧品は肌に必要な成分を足す

化粧品イメージ.jpg

不足する保湿要因は化粧品で肌に補います。
皮脂膜の構成成分に近いスクワラン、NMFの成分としてはアミノ酸、細胞間脂質の成分にはセラミドです。

他にもよく目にする保湿成分をあげてみました。

保湿成分特徴機能潤い度のイメージ
精製水肌に水分を与える角質に水分を届けるそそぐだけ
アミノ酸、NMF、グリセリン水分を受け取る
水分を吸収する性質
低温だと保湿力が低くなる
つかむ
ヒアルロン酸、コラーゲン抱えこむ
真皮にある成分が多い
角質内保湿として作用する
温度が下がっても水分は抱える
抱く
セラミド、レシチン、スフィンゴ脂質はさみこむ水分を挟み込むので保てるはさんで離さない
スクワラン、ホホバオイル、ワセリンふたをする肌に入った水分を蒸発させない逃がさない


上記の表は下にいくほど保湿力があります。
化粧品なら乳液、クリームと油分が多いものです。

女性の肌は40代からグッと皮脂分泌が減ります。
水分ばかりに気が行きますが、油分も補給しましょう。

最後までお読みいただきありがとうございました。
posted by ジュディ at 13:42| Comment(0) | TrackBack(0) | 美容 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年02月25日

春のスキンケアに必要なことまとめ3つ【洗顔編】

春のスキンケアに必要なことまとめ3つの続き【洗顔編】です。
意外と知らない洗顔方法の常識

洗顔女性.jpg

洗顔料の選び方と洗顔方法です。
  1. 肌質で洗顔料を選ぶ
  2. すすぎの温度は32℃〜34℃で洗う
  3. 洗顔料の種類と洗浄力
肌質で洗顔料を選ぶには訳があります

泡立ちがいいだけで洗顔料を選ぶ方が多いですが、
泡立ちで選ぶと、肌に必要な脂も洗い流してしまう場合もあります。

洗い上がりがしっとりなら乾燥肌の方向けです。
脂性肌の方はさっぱりの洗い上がりが最適。

☀でも、洗顔料に保湿成分が必要?
洗い流すのに保湿成分が要るのかと、疑問を持つ方がありますが。

調査結果があります

油分としてワセリンビーズワックスなどやセラミドを配合の洗顔料は潤いを失いにくくなる


肌質だけでなく、その日の肌の状態で使い分けがベストです。
すすぎの温度は32℃〜34℃で洗う

お風呂のお湯の温度は40℃前後で使用していました私です。
洗顔は32℃〜34℃が理想です。冷たいですが、肌に必要な潤いは残します。

夏場などでは水洗顔するほうが気持ちいいですよね。
でも、水だけの洗顔は皮脂が取れません。肌老化の原因になります。
化粧品の浸透にもよくありません。
洗顔料の種類と洗浄力

22197993_s.jpg

皮膚は弱酸性です。pH4〜6.5。石けんで洗顔すると一時的にpHは8前後に。
pHがアルカリ性に傾くと炎症が起こりやすくなります。ですが、肌が正常なら、
体内の皮脂や汗で(中和能)約30分程度で元の状態に戻ります。


洗顔料の種類洗浄力特徴その他
泡タイプ弱〜中容器内では液状 容器からでるときに気体と混ざり泡になる泡が均一で直ぐ使用できる


クリーム・ペースト状弱〜強
使用感や泡だてに優れている
アルカリ性から弱酸性があり選べる
泡のタイプを好みにできる
粒・粉末・パウダータイプ中〜強水分がないので水と混ぜると活性が下がる パパインなど配合が可能保管には湿気に注意
石鹸中〜強
2タイプある
不透明:洗浄力は強い 保湿成分が少ない、
透明:石鹸が柔らかく、肌の負担が少ない
洗い上がりは突っ張り感がでやすい
液状・ジェルタイプ弱〜強
アルカリ性から弱酸性まである

アルカリ性は洗浄力が強く
弱酸性は洗浄力は弱い

洗顔料は成分表示も見て、ご自分の肌にあう洗顔料を使いましょう。


ヒト型セラミド配合透明石鹸です。
ラインでお試しができます。

4点で2970円➡2420円(税込)送料無料



最後までお読みいただきありがとうございました。

posted by ジュディ at 17:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 美容 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年02月23日

春のスキンケアに必要なことまとめ3つ【クレンジング編】

肌の状態は気温や湿度、生活スタイルで変化します。

春は新しくスタートを切る方やライフスタイルが変わる方も多いです。
肌にも影響がでやすい。
春の季節は肌にどんな影響を与える?

春チューリップ.jpg

寒暖差や花粉の飛散、風の影響でほこりで肌に汚れがつきます。
紫外線の量も増えてくるし。
新生活のストレスの影響もあるので心がけたいです。

対策は3つ
  1. 外からの汚れは確り落とす
  2. 肌のバリア機能を整える
  3. 紫外線防止をつけ忘れない
@外からの汚れは確り落とす

化粧品類.jpg

メイクや紫外線防止剤を付けた日は、クレンジング剤で落としましょう。
肌汚れは皮脂やメイク、化粧品、角質が混ざると過酸化脂質と変化します。
肌には刺激です。

クレンジングの油で汚れをなじませて乳化させます。
さらに残りの汚れを界面活性剤が水と馴染ませ、肌から洗い流すのです。

イメージしずらいと思います。
例えばメイクをクレンジング剤を顔の上で伸ばし馴染ませると、クレンジング剤の手触りが変わります。
油が出てきて水分が減り、乳化の状態に。

洗い流すときは、反対です。水分が増えます。水で汚れ(油)を洗い流すことができます。
これを転相といいます。
クレンジング剤の使い分けをする

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濃いメイクや紫外線防止力が強いウォータープルーフタイプの場合は、
クレンジングタイプで使いわけすると汚れ残りがなくなります。
部分メイクも同じで、マスカラやアイライナーなどは落ちにくいです。

クレンジング剤の種類クレンジング力働き特徴
クレンジングジェル(水系)弱い水溶性のジェルタイプで洗浄力は弱い水系ジェル状で油分が少ない
洗い上がりがスッキリ
界面活性剤が多い
クレンジングミルク弱い
クレンジングクリーム>ミルク
クリームタイプよりも弱い

クリームより水溶性成分が多い
洗い上がりがスッキリ
クレンジングクリーム転相タイプが多い
肌の上で汚れが変わり落ちやすくする
油/水に変わるタイプと水/油に変わるタイプがある
クレンジングローションやシートタイプ弱➡中非イオン性界面活性剤、アルコール、保湿剤の配合が多い
コットンで拭き取ることで洗浄力が上がる
液状はコットンに含ませて使用
不織布タイプはクレンジング剤が入っている
クレンジングジェル(油系)中➡強クレンジング力が高い
転相タイプ
乳化、液晶でジェル状に
水/油に変わる転相タイプ
クレンジングオイル乳化し洗い流す主成分は油成分で界面活性剤を溶解している

クレンジング剤の使い分けが大切な訳

クレンジング剤で落とされるのは汚れだけでなく肌に大切な皮脂膜も落とします
皮脂膜は肌の潤いや刺激から肌を守る重要な役割があります。
肌のNMF(天然保湿因子)も流さることがあります。

クレンジング剤を使い分けするだけで肌ケアできます。

落とせるもの目安クレンジング剤クレンジング力特徴や使い方補足
パウダー類
ミネラルファンデーション
ローション弱➡中コットンで拭き取ることで洗浄力が上がるコットンで拭き取るので肌との摩擦があり注意
BBクリーム水系ジェル
ミルク
弱い
水溶性分が多い
界面活性剤が多い
油分が少ない
洗い上がりがスッキリ
リキッドファンデーション
油系ジェル
クリーム
中➡強

転相タイプ 水/油
水/油と油/水もある

 
・油性エマルジョンファンデーション
・ウォータープルーフUV防  止剤
・アイライナーやマスカラ
オイル
乳化し洗い流す
主成分は油成分で界面活性剤を溶解している
 


オイル系と水系ジェルの見分け方は表示にイルフリーがあるかないかで分かります。

水系ジェル オイルフリーの表示あり➡オイルフリー、水系ジェルタイプ
      成分表示の上に「水」 界面活性剤又はオイルイン


油系ジェル オイルフリー表示なし➡成分表示の上に「油性成分」とある



洗顔の種類や使い方について詳しく書いていきます。
続きは後編になります。

お付き合いいただきありがとうございました。


posted by ジュディ at 17:03| Comment(0) | TrackBack(0) | 美容 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする